こんにちは。
株式会社イーテック
家中まるごと浄水器®の坪田大樹です。
今日は、長野県飯田市のD様邸の浄水器
の設置工事の立会いをしてきました。

飯田市の山間部で標高も高いからか、凍結防止の為、水道メーターが比較的深めに設置されていました。
また、配管の径も13Aと、20Aが多いので、こちらもあまりない例ですね。

到着すると、すでに職人さんが到着されていて穴掘りを始めていました。
なんとご夫婦で普段から工事をしているそう。
これもまた、珍しいパターン例ですね(笑)

当初の予定では、バルブ付近で配管を立ち上げる段取りでしたが、
中々配管が出てこず…
給水管を配管したのも、同じ工事人さんだったとのことですが、
かれこれ5年以上前の話なので、流石に忘れてしまったみたいです。

お湯が浄水にならない危険性も加味し、給湯器の手前で掘り進めて見ることに。
また、寒冷地仕様ということで電源を取る必要があります。
写真右奥に見えるエコキュートの背後に電源があるので、そこから引っ張ってきます。

排水管付近を掘り進めて行くと、ついに上水の管を発見!!

水道メーターは13Aでしたが、やはりというべきでしょうか、
どこかで径が変わっており、16AのHIVP管に変換されていました。
上記写真の左が16Aで、右が20Aになります。
若干の差でかなり分かりづらいですね。

IN側の配管を立ち上げた後、キャップをして水道メーターを開けましたが、
外水栓を除くご自宅内すべての水とお湯が止まりました。
つまり、お湯を含めすべての蛇口から出る水が浄水になることが分かりました。

しかし、ここで驚愕の事実が判明。
なんと水道メーターを止めると、奥の母屋のお水も止まってしまうのです。
共同で使われていたみたいですね。

そこで、浄水器に入る直前に赤バルブを付けることで、
ご自宅のみ水道を止めらるようにできました。
母屋への配管は、もっと手前で分岐しているので、ここでお水を止めても
母屋への影響はございません。

それでは、IN側もOUT側も配管を立ち上げていきます。
浄水器の向きの兼ね合いでクロスさせてから立ち上げます。

立ち上げ完了後、土を戻していきます。

浄水器を立ち上げた配管横に設置し、保温材をぐるぐる巻いていきます。
今回は寒冷地仕様ということで、ケース内は勿論、ハウジングも、配管も、フルで保温しています。
一定の温度を下回ると、凍結を防ぐためヒーターが作動する仕組みになっています。

フィルターを装填します。

各種検査も完了。

無事設置が完了しました。
実際に赴くのは初めての地域だったので、地元の工事人さんの知識に助けられた部分も多々。
地域が違うと、普段は使わない部材を必要とすることが多いため、
より入念な準備が必要になります。
今回のお客様はキッチンのみRO水を使っていましたが、
飲み水として不自然であること、そもそも味に違和感を感じる、
また、レンタル機器とのことでしたが、メンテナンスも最後に行ったのがいつだっけ??
、という状態でした。

既存の浄水器は、お客様同意のもと、塩素チェックの際に取り外させていただきました。
タンクを含めかなり大きいサイズだったため、ご自宅内にいいスペースができたと
喜んで頂けました。
これからは、家全体で、水もお湯も浄水をお使いいただけます。
ぜひ、美味しい水を楽しんでください。
それでは、また。